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【NEW】個人事業主向けに JCAN証明書の発行を再開

JCAN証明書による電子署名

JCAN証明書の発行を再開いたします

インフラウェア株式会社 (本社・横浜市、代表取締役・藤原敏樹) は、2023年 11月より、パブリッククライアント証明書である「JCAN証明書」の発行販売を再開いたします。

2023年 9月より、JCAN証明書の仕様変更により、Acrobat、Foxit PDF Editor ではご利用できなくなりました。また、S/MIME 用途にも利用できません。これを受け、当社は Acrobat、Foxit や S/MIME にも対応できる新しい証明書「1-2-3証明書」を発行しております。

しかしながら、1-2-3証明書は発行対象が法人格を持った組織であり、かつ、独自ドメインを所有していることが必須です。一方、当社のお客様であるいわゆる士業の方々はこの条件を満たせないことが多く (個人事業主様が多くいらっしゃいます)、中小企業・個人事業主の電子化促進をミッションをしている当社としても忸怩たる思いでおりました。

この度、当社がお客様に無償で提供する Web サービス「1-2-3 Signature」で新しい仕様の JCAN証明書を使い、電子署名できるよう、対応いたしました。Acrobat、Foxit では署名できませんが、この Web サービスを使えば、個人事業主の方々も JCAN証明書で電子署名が可能です。

特に不動産鑑定評価書への電子署名用途として、この Web サービスで署名した署名が有効であることは国税当局にも確認済みですので、安心してご利用いただけます。もちろん、電子署名した PDF は Acrobat で閲覧し、署名を確認することが可能ですので、受け取り側は今までと何ら変わりなく対応可能です。

法人格と独自ドメインをお持ちの方は 1-2-3証明書を、個人事業主の方は JCAN証明書を、と選択の幅が広がりました。Web サイトでのご案内は既に公開しておりますので、詳細はそちらをご覧ください。2023年 11月 13日現在、1-2-3証明書と JCAN証明書を選択的に発行できるよう、申請システムを改変中です (現在はアクセスいただけません)。公開と申請の受付は 11月 14日ころを予定しております。12月 31日に有効期限を迎えられる既存の JCAN証明書ユーザの方々、来年早々の国税の申告 (相続税にかかわる不動産鑑定評価書の作成) を控えていらっしゃる方々にも十分間に合います。

なお、今回の改変、決定の過程で多数の都道府県の鑑定士協会様にご協力いただきましたこと、厚く御礼申し上げます。

以上、当社としての新 JCAN証明書のご案内となります。本件に関するお問い合わせは、こちらのフォームよりお寄せください。

今後とも 1-2-3証明書、JCAN証明書をよろしくご愛顧のほど、お願い申し上げます。

2023年 11月 13日
インフラウェア株式会社