PCを新調(入れ替え)する場合、クライアント証明書の設定を一からやり直す必要があります。ただし、2023年9月以降に発行された新JCAN証明書をお使いの方は、1-2-3 Signature Webサービスで電子署名するため、このページの手順は不要です。
本手順は、
- 2023年9月より前の旧JCAN証明書をお使いの方
- 1-2-3証明書をお使いの方
が対象です。
下準備
お手元に旧JCAN証明書ファイル(PSJ…で始まるファイル)、または1-2-3証明書ファイル(MPS…で始まるファイル)をご用意ください。証明書を取得(初回ダウンロード)された際、バックアップを強く推奨しております。
クライアント証明書ファイルを無くされてしまった場合
万が一、ダウンロードしたクライアント証明書ファイルを紛失されてしまった場合、セキュリティ上、当社では保管しておりませんので再提供(再ダウンロード)はできません。ただし、旧PCからクライアント証明書ファイルを抜き出すことができます。以下の手順を踏んでください。
- 1
Windowsの検索機能で「ユーザー証明書の管理」を探し、同プログラムを実行します。
- 2
以下の図のようなウインドウが開きます。
左側で[個人]>[証明書]と選択してください。右側にWindowsにインストールされているあなたの証明書一覧が表示されます。 - 3
右側の証明書一覧から目的の証明書を選択し、右クリックします。
下図のようなメニューが表示されますので[すべてのタスク]>[エクスポート]を選択実行します。 - 4
下図のような画面が表示されますので、[次へ]をクリックします。
- 5
下図のような画面が表示されますので、必ず[秘密鍵をエクスポートします]にチェックを入れ、[次へ]をクリックします。
- 6
下図のような画面が表示されます。必ず[Personal Information Exchange-PKCS#12]を選択し、[次へ]をクリックします。
- 7
下図のような画面が表示されます。[パスワード]のチェックボックスにチェックを入れ、パスワード欄にはご自身で決めたパスワードを入力します。ここで入力したパスワードが、この手順で旧PCから抜き出したクライアント証明書のパスワード(PIN)になりますのでご注意ください。
また、[暗号化]の項は[AES256-SHA256]を選択してください。 - 8
最後に、クライアント証明書ファイルを書き出すファイル名の入力を促されますので、適宜入力してください。任意のファイル名で結構です。
- 9
以上でパスワードを再設定したこと以外は、オリジナルのダウンロードされたものと同等のクライアント証明書ファイルが得られます。
新しいPCへのインストール
保存しておいたクライアント証明書ファイル、または上記手順で旧PCから抜き出したクライアント証明書ファイルを、新しいPCにコピーし、初回インストールした時と同じ手順で設定してください。
設定方法はこちらをご覧ください。なお、この設定方法は1-2-3証明書について書かれておりますが、旧JCAN証明書でも同じです。1-2-3証明書をJCAN証明書と読み替えてください。
クライアント証明書ファイルは、ダウンロード時にエラーを起こしてうまくダウンロードできなかったようなケースを除き、再ダウンロードはできません。また、前記のように当社では保管しておりません。発行時のメールにも注意書きがありますが、必ずパスワード(PIN)とともにUSBメモリなど他のデバイスに厳重保管をお願いいたします。
特に、PC移行の原因が故障であり、このページの手順で証明書の抜き出しができない状態の場合、対策はありません。ユーザ様責任にて管理をお願いいたします。