社長挨拶

電子化の先にある「時間の自由」を支える

2019年の働き方改革関連法の施行以降、「働き方を変えよう」という言葉は広く社会に浸透しました。労働人口が減少していく中で、誰もが能力を発揮できる社会を実現することは、これからの日本にとって重要な課題です。

COVID-19を経て、私たちは「どこで働くか」という制約からは大きく解放されました。しかし、「いつ働くか」という点については、まだ変化の途上にあります。

「非同期」が潜在的な労働力を解放する

私たちソフトウェア技術者や研究者の世界では、20年以上前から当たり前の考え方として「非同期コミュニケーション」が実践されてきました。

すべての業務において、全員が同じ時間に同じ場所にいる必要はありません。それぞれが自分の都合の良い時間に業務を進め、安全なツールで共有し、最後に統合する。こうした働き方は、場所だけでなく「時間の制約」からも人を解放します。

育児や介護など、突発的な出来事と共に生活している方にとって、決められた時間に働くことは大きなハードルになります。しかし、時間の制約が緩やかになれば、多くの人が能力を発揮できる社会を実現できます。

私たちは、この「時間の主権」を個人に取り戻すことを、これからの働き方の理想形だと考えています。

個人事業主・中小企業のための電子証明書という「道具」

インフラウェアは、電子証明書の発行・提供を事業の中心に据え、電子署名をはじめとした企業活動の電子化・効率化を支援しています。

私たちが主に対象としているのは、個人事業主や中小企業の皆様です。多くの電子化サービスが大企業を主な対象とする中、日本の企業の大多数を占めるこの層にこそ、電子化の恩恵が必要であると私たちは考えています。

この領域の電子化が進まなければ、社会全体の生産性向上は実現しません。だからこそ私たちは、個人事業主・中小企業の現場に寄り添い、必要な「道具」を確かな形で届けることを、自らの責任として取り組んでいます。

契約や承認といった企業活動の根幹には、これまで場所や時間の制約が存在していました。これらを安全に電子化することで、業務のスピードと柔軟性は大きく向上します。

当社のミッションである「中小・個人の電子化・効率化支援」の目的は、単なる紙のデータ化ではありません。企業活動の基盤から時間と場所の制約を取り除き、より多くの人が働く機会を得られる環境を実現することにあります。

電子化はあくまで道具ですが、その道具は人を育て、働き方を変え、やがて生き方そのものを変えていく力を持っています。

新しい社会基盤として

企業活動を支えるサービスには、流行ではなく「信頼性」と「継続性」が求められます。私たちは、安心して長く利用できる仕組みを提供し続けることで、皆様が本来の価値創出や新しい挑戦に集中できる社会を支えてまいります。

「紙とハンコも空に飛び立ち、文書を軽やかに。」

すべての人が自由に、誇りを持って働ける未来を、皆様と共に創っていければ幸いです。

代表取締役
藤原敏樹
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